当初分かってなかったので、覚え書き。
少なくとも新芽が鉢の縁まで来てしまったら、植え替えが必要なんだけど、最初はいつも根鉢を崩してから植え替えしていたんですよね。普通の植物を植え替えする時もそうしますよね。でも、ある時定例会で
根っこを触ると成長に影響が出るから、水苔が傷んでなければそのまま植え込んでいいんだよ
と言われまして。あ、そうなんだと思った次第です。

例えば、これ。
左から右にかけて成長していって、一番右のバルブがもう鉢の縁まで来てしまっています。根っこが動き出したので、植え替えをしました。今までは適当に根鉢を崩していたのですが、水苔が腐ったりしていなそうだし、コハクガイやワラジムシが出てきたりもしなかったので、そのまま植え込むことにします。

こんな感じにしました。
左側に伸びていっているので、そっちに新しい水苔を突っ込んで、伸びるスペースを取っています。
こうすれば新芽が伸びるスペースも出来るし、古い根も傷めなくて済みます。
知ってる人は普通に知っていることなんだろうけど、本来着生しているはずのものだし、そりゃ根っこをいじらなくて済むならそれに越したことはないよな…と思ったので書いた次第。
ちなみに二枚目の写真の右の方から水がじゃじゃ漏れになりやすくなります。なので、きっちり左の方に水苔を詰めた後に、表面だけでいいので水苔で隙間を潰しておくと良いです。