水辺のお花たち

品種名不明

連日猛暑日が続きますね。一軒家なので庭に植物を色々植えているのですが、ほとんどが息絶え絶えです。連日最高気温が36℃ぐらいだし、乾燥が強いし、そりゃ弱るよなぁという天気が続きます。

23区内に住んでいた時は、こんな天気の時には時々夕立が来て、定期的に水分が補充されていたのですが、今の地域は雨が降りにくいんですよね。もうちょっと内陸側は豪雨が降っているのに、うちの近くになるとなぜか突如として雲散霧消してしまうんですよね。そんな理由もあって、かっさかさです。砂漠ですよ、砂漠。

そこに畳みかけるように、夏休みがやってくるんですよ。子供がいると、夏は暑いし水遣りがあるから、旅行には行きません!という訳にもいかず。自分は基本的に知り合いとかご近所さんにお願いしていっているのですが、そうもいかない人もいるでしょう。

そこでスイレンです!

パープル・クラウド

これらは水中にあるので、よほど小さい容器でなければ、1週間程度家を空けても問題ありません。夏休みどんと来いです。

普段の管理もそんなに手間はかかりません。基本的に水を足すだけです。春に植える時に元肥をあげますが、その後は1回ぐらいあげれば特に問題なく開花しています(もっとあげればよく咲くのかも)。お彼岸を過ぎたらあげない方がいいとされていますので、それだけ気にしていれば大丈夫。日当たりが大事とされますが、うちはそこそこで大丈夫。午前中だけとかでも全然咲きます。

ただ、基本的に朝一は咲いていなくて、夕方には閉じてしまうので、日中の仕事をしている人は休みの日しか見られないというのが欠点かもしれません。ただ、熱帯スイレンで色にこだわりがないのであれば、夜咲きのタイプがあります。仕事から帰ってきてから開花となるので、それはそれで問題なし。

これらの写真はどちらも熱帯スイレンになりますが、冬の管理を考えると温帯スイレンの方が更に楽になります。ただ、温帯スイレンはビビッドな色がありません。ピンクとか黄色とかになってしまい、紫系は熱帯のみになります。夜咲きも熱帯だけかな。

スイレン以外にはハスもありますけど、うちではあんまりうまくいっていません。徐々に小さくなってきてしまって、葉は上がるけど、花は出てこない状況が続いています。植え替えしても余り改善せず、何がいけないのか…。

それ以外にカキツバタとか花菖蒲などもいいですね。下の写真は花菖蒲になります。ただ、睡蓮と違って、夏の間次々に花を付けるというわけにはいかないんですよね。初夏にどかーんと咲いて、それ以外の時期は葉っぱだけになります。まあ、それはそれで風情があるとは思うんですけど。

花菖蒲・桃霞

ということで、忙しい人こそ水辺のお花たちはいいぞって勧誘でした。